こんにちは!
宇部市西梶返の「筋膜と姿勢の整体院」院長の近藤です。
今回のテーマは「お昼休みの過ごし方」です。
皆様思い思いに過ごされていることと思いますが、もしも肩こりや腰痛、頭痛といった慢性的な不調にお困りでしたら、
①早食いはしない
②パソコンやスマホは見ない
③軽い散歩や体操をする
この3点を意識してみてください。
実践して頂くと、不調の現れ方が少しずつ変わっていくことと思います。
それでは順番に解説してゆきます。
①早食いはしない
忙しい仕事の合間の食事、味わう間もなくかきこむように召し上がる方もいらっしゃるかと思います。
以前こちらのブログにも書きましたが、早食いは胃腸の機能低下を招き、肩こり・腰痛を悪化させます。
そもそも忙しい時や緊張感の強いお仕事をしている時は自律神経も興奮し、食物を消化・吸収しにくい状態になっています。
意識して嚙む回数を増やし、少しゆっくり食事することで胃腸への負担は格段に減ります。
仮に普段10分で食事を済まされているようであれば、15分ほど昼食にかけてみては如何でしょうか。
②パソコンやスマホは見ない
「忙しいから食事を終えたらすぐに仕事に戻ろう。」
お仕事熱心な方は食後すぐにパソコンに向かい、作業の続きを始めます。
しかしこれでは食後すぐに自律神経が興奮するので、早食いと同様に消化機能に悪影響を与えます。
食後はいわゆる「食休み」の時間を20分ほど取れると、胃腸へのストレスは減りやすいです。
ではその間、仕事に関係のない物をパソコンやスマホを見るのはどうか?
これもあまりオススメはできません。
ディスプレイに映るコンテンツはどれも魅力的です。
ついつい夢中になって細かい文字や映像を必死に追いかけ、視神経を疲弊させます。
首の筋肉は視神経の影響を受けやすく、結果として肩こり・頭痛は悪化します。
現代人はどうしても画面を見過ぎ、健康を損なう傾向にあります。
昼食後はゆっくり音楽を聴く、読書をする、同僚とコミュニケーションを取るなどの過ごし方がオススメです。
③軽い散歩や体操をする
これが最もお伝えしたいことです。
デスクに座りっぱなしでは筋肉が徐々に萎縮します。
すると姿勢を保つことができなくなり、腰痛や肩こりを発症・悪化させます。
また座りっぱなしは血液循環を悪化させ、糖尿病やガン、認知症のリスクを格段に上昇させるとも言われています。
言わば「万病のもと」です。
では、それを防ぐにはどうすれば良いか?
答えは「軽く身体を動かす」ことです。
運動をすると萎縮した筋肉がほぐれるのに加え、筋肉から「マイオカイン」という物質が分泌されます。
マイオカインは
①身体の痛みを感じづらくさせる
②筋肉の修復を促進させる
③代謝を高め、脂肪量を減少させる
④免疫力を高める
⑤メンタルを安定させる
⑥認知機能を改善させる
といった機能があり、近年注目を集めている物質です。
効能としては、どれも非常に魅力的ですね。
ただ軽い運動をするだけで、皆さんの筋肉から自然にマイオカインは分泌されます。
運動しない手はないと、個人的には思います。
興味深いことに、このマイオカインはアスリートが行うようなハードなトレーニングをすると、かえって分泌量が減ります。
もちろんハードに身体を動かすのが好きならば強度の高いトレーニングを楽しんでください。
しかし、あくまでも健康の維持・増進が目的ならば「軽い散歩や体操」でも充分効果は出ます。
ぜひ食休みの後、午後の仕事の前に軽く身体を動かしてみてください。
多くの方が週に5日ほど職場でお昼休みを過ごされています。
お昼休みの過ごし方を少し変えることで、より健康的に毎日を過ごして頂けるようになります。
日々の過ごし方の参考にしていただければ幸いです。
肩こりや腰痛といった慢性的な不調にお困りなら、宇部市西梶返の「筋膜と姿勢の整体院」にぜひご相談ください。