こんにちは!
宇部市西梶返の「筋膜と姿勢の整体院」院長の近藤です。
肩コリを感じると、首を回して「ボキッ」と鳴らす。
腰が重くなると腰を捻って「ゴキッ」と鳴らす。
こういった行為をしている方は多いのではないでしょうか。
確かに関節を鳴らすとスッキリしたような気になりますし、何となくラクになる感じもします。
しかしこの行為は、関節に大きな負担をかけるのでオススメしません。
関節の中は、関節の滑りを良くする「滑液」で満たされています。
この滑液の中には窒素が溶け込んでいます。
関節を急激に動かすと、滑液に溶け込んでいる窒素が気泡となって弾けます。
この窒素が気泡化して弾ける際の音が、「ボキッ」という音の正体です。
音が鳴ると、その瞬間は関節の内圧が下がるのでラクになった気がします。
しかしこの音が鳴る瞬間、関節にはなんと1トン以上の衝撃が加わります。
そのため何度も鳴らしていると、徐々に関節周囲の筋膜組織にはダメージが蓄積し、将来的には関節そのものの変形も引き起こしかねません。
指の関節を鳴らしていると段々と指が太くなりますが、それと同じです。
長期的に見ると、お身体に良いことは一つもありません。
関節を鳴らすのが癖になっている方は、今後は鳴らさないようにお気を付けください。
関節を鳴らす代わりに、ぜひストレッチをしてみてください。
こちらのブログにはストレッチのポイントがまとめてあります。
また腰痛の方にはこちらのブログが参考になるかと思いますので、ぜひご覧ください。
当院では患者様一人一人に最適なエクササイズの指導も行っています。
肩こりや腰痛といった慢性的な不調にお困りなら、宇部市西梶返の「筋膜と姿勢の整体院」にぜひご相談ください。