こんにちは!
宇部市西梶返の「筋膜と姿勢の整体院」院長の近藤です。
お身体に痛みを感じていると、それを確認したくなるのが人情です。
上を向くときに首に痛みを感じている方ならば「今日はどうだろう?」とあえてグイっと上を向いてみる。
前屈した時に腰に痛みを感じる方ならば、一日の中で何度も屈んでみて腰に走る痛みの状態を確かめる。
こういった行為をしている方はとても多いです。
しかし、このように「痛みの確認」を繰り返すと、痛みはかえって長引き、慢性化しやすくなります。
痛みは「患部」で発生しますが、それを感じるのは「脳」です。
何度も痛みを確認するようなことをしてしまうと、脳が「患部の痛みは強い」と認識してしまいます。
すると、患部で発生している痛みが仮に「10段階のうち3」だったとしても、脳の誤認識により「10段階の6」にも「8」にも感じてしまい、患部の状態が良くなっていても感じる痛みは強いまま一向に変化しない。
こういったことが本当にたくさん起こります。
ですから、お身体に痛みを感じている時は、なるべく痛みを伴う動作はしないでください。
痛みは本来、身体からの大切なシグナルです。
「その動作はしてはいけませんよ」と警告を送っているわけです。
それを無視して痛みを感じる動作を繰り返していると、お身体の不調は長引き、慢性化しやすくなります。
かといって痛みを恐れて全然身体を動かさないのもよくありませんので、痛みの出ない範囲でしっかりと身体を動かしてください。
「痛みの確認」を止めてお身体の状態が上向けば、気付いた時には今まで苦痛だった動作もできるようになっている事がほとんどです。
肩こりや腰痛といった慢性的な不調にお困りなら、宇部市西梶返の「筋膜と姿勢の整体院」にぜひご相談ください。