こんにちは!
「筋膜と姿勢の整体院」院長の近藤です。
早いもので、もう晩秋ですね。
温かい食べ物やお布団が恋しくなる季節です。
またお身体が冷えると、肩こりや腰痛といった慢性的な不調も悪化しやすくなりますので、ご注意ください。
この時期、ぜひ皆様にやって頂きたいことがお風呂に浸かる事です。
忙しくて普段はシャワーだけで済ます方もいらっしゃるかと思います。
しかし、入浴の健康効果はとても大きいです。
入浴で得られる効果としては大まかなところで
①温熱効果
②水圧効果
③浮力効果
以上の3点になります。
この記事を読んで「今日はお風呂に浸かってみようかな♪」と思っていただければ幸いです。
それでは順番に解説してゆきます。
①温熱効果
入浴の最大の効果と言っても良いでしょう。
身体を温め血液循環が良くなることにより、全身に酸素や栄養素が運ばれ、疲労物質や老廃物の除去を促進させます。
また身体が温まると筋緊張の緩和や免疫力の向上(前々回のブログも併せてご覧ください)も見込めます。
②水圧効果
お湯の中では全身に水圧が加わります。
この水圧によるマッサージ効果により、むくみの解消や血流の改善が見込めます。
③浮力効果
普段、身体には常に重力が加わっているため、特に背骨や股関節、膝関節といった体重を支える関節には大きな負荷がかかっています。しかし首まで浸かった場合、お湯の中での体重は普段の1/10まで減ります。
そのため重力から関節が解放されるため、関節の疲労回復に大きな効果が見込めます。
入浴は有史以来、人々の健康増進に大きな恩恵をもたらしてきていました。
日本では6000年前の縄文遺跡から、温泉を利用していた痕跡が見つかっています。
また高い生活水準で知られた古代ローマでは、人々は週の半分は公衆浴場へ出かけ、温浴だけでなく水風呂やサウナ、マッサージに至るまで時間をかけて楽しんでいたようです。
また入浴は心臓疾患や脳血管疾患のリスクを下げ、幸福度を高めるというデータもあります。
日々の生活の中で、ゆっくりとお風呂に浸かる時間を作っていただければ幸いです。