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総合的な健康指標 「体温」

体温計 肩こりや腰痛といった慢性的な不調にお悩みなら山口県宇部市西梶返の「筋膜と姿勢の整体院」

こんにちは!

「筋膜と姿勢の整体院」院長の近藤です。

 

日常生活の中で、体温を測る機会は多いかと思います。

今回のテーマは、この「体温」についてです。

 

近年、平均体温が36℃未満の「低体温」の方が急増しています。

 

日本人を対象にした調査によると、約60年前の平均体温は36.8℃でしたが、最近の調査によると36.2℃まで下がってきているようです。

 

体温が1℃下がると、免疫力は30%低下します。

免疫力が低下すると感染症にかかりやすくなり、ガンの発症率を高めます。

また近年の研究により、低体温は認知症も発症させやすくすることが明らかになったそうです。

またダイエットを試みても、体温が低いと代謝が低いので効果が出づらいですね。

 

体温が低いと様々な問題が起こりやすくなりますが、特に厄介なものの一つに、体温が低いと痛みに対する感受性が高まるという点があります。

そのため体温が低いと、実際には大した問題ではなくても強い痛みを感じたり、生じた痛みが慢性痛に移行しやすくなります。

 

元来、人類(ホモサピエンス)の平均体温は37.5℃だったそうです。

これだけ体温が高ければ、感染症にはかかりづらく、またケガをしても治りが早かったでしょう。

かつての人類は、生命力が現代人より遥かに強かったであろうことが伺えます。

 

では、体温を高めるにはどうすべきか?

カギとなるのは

①運動

②食事

③姿勢 

この3項目です。

順番に解説してゆきます。

 

 

①運動

これは、多くの方がイメージするものでしょう。

体内で最も熱を発生させる筋肉を動かしてあげれば、体温は上がります。

ウォーキングなどの有酸素運動も良いですし、筋トレをして筋肉量が増えれば更に体温は上がりやすくなります。

 

 

②食事

これも一般によく言われている事です。

ヒトは食事をして栄養を吸収する時にも熱を発します(食事誘発性熱産生)。

この際、糖質は摂取したエネルギーの6%、脂質は4%を熱産生で消費するのに対し、なんとタンパク質は摂取したエネルギーの30%を熱産生で消費します。

これはタンパク質が複雑な構造をしているために消化・吸収にエネルギーが必要になるために起こる現象です。

また、タンパク質は筋肉を作る栄養素でもあります。

ぜひ意識して摂ってみてください。

 

 

③姿勢

当院が直接的にお力になれるのはこの項目です。

姿勢が歪むと背骨から出る神経の流れが阻害されます。

体温を調節しているのは、自律神経です。

姿勢が乱れると自律神経の調節がうまくいかなくなり、体温が低くなることがあります。

この場合は姿勢の状態、特に頚椎や上部胸椎の状態が変化すると、体温が上昇するケースが多々あります。

 

また姿勢の問題が解消されると、全身の筋肉をバランスよく使えるようになります。

すると自然と筋の活動量が増えるので、さらに体温が上がりやすくなります。

 

 

体温は、総合的な健康指標であるといえます。

もし、体温が低いとお悩みでしたら、ぜひ一度当院にご相談ください。

 

 

 

 

筋膜と姿勢の整体院

 

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