こんにちは!宇部市西梶返の「筋膜と姿勢の整体院」院長の近藤です。
セルフケアの一環としてストレッチを行う。とても良い習慣ですね。
せっかくやるなら効果を最大限に引き出したい!とお考えの方も多いかと思います。
効果的なストレッチをするためのポイントは以下の3つです。
①力を入れすぎない
②ある程度の時間をかけて行う
③「伸ばしてはいけない箇所」がある
それでは順番に解説してゆきます。
①力を入れすぎない
ストレッチは軽く行う必要があります。
力を入れすぎると、神経反射の影響でかえって身体が硬くなったり、筋膜を痛めてしまうこともあります。
「痛みを感じる刺激量を10とするなら、2~3くらいの刺激量が最も筋膜の柔軟性を高める」という研究論文もあるほどです。
ストレッチはやや物足りないかな?と感じるくらいの刺激で充分です。
②ある程度の時間をかけて行う
たったの10秒伸ばすだけでは「ストレッチをしている!」という自負は持てたとしても、筋膜は柔らかくなってくれません。
これも色々と研究がなされている領域ですが、一か所を伸ばす時間は少なくても30秒。できれば2分やってみてください。
2分伸ばすのが最も効果が出やすいとされています。
③「伸ばしてはいけない箇所」がある
これを間違えてしまって具合を悪くしてしまう方が大勢います。
例えば、頭部が前方へ変位する姿勢の問題があるとします。
この場合、首の後ろから背中への筋膜は、理想的な状態と比べると「伸びている」状態にあります。
そこへストレッチをしてしまうと、この筋膜はより伸ばされてしまい、頭はより前方へ変位し、不調は悪化してしまいます。
この場合、ストレッチをするべきなのは首の前側や胸といった身体の前側であり、背中まわりは逆に引き締めるためのトレーニングが必要になります。
ご自身でストレッチをする時は、是非この3点を意識してみてください。
当院では施術だけではなく、一人ひとりに必要なエクササイズの指導も行っています。
肩こりや腰痛といった慢性的な不調にお困りでしたら、宇部市西梶返の「筋膜と姿勢の整体院」に是非ご相談ください。