こんにちは!
宇部市西梶返の「筋膜と姿勢の整体院」院長の近藤です。
このところ、暑い日が増えてきました。
マスク生活を続けている方も多いかと思います。
皆様、熱中症にはお気を付けください。
さて、今日は当院の施術「IASTM」についてお話します。
IASTMは、Instrument Assisted Soft Tissue Mobilization
の略称。
直訳すると「器具を用いた軟部組織(筋膜)を動かす施術」となります。
私が初めてIASTMに触れたのは、2014年の3月でした。
当時私は整骨院に勤務して9年。日々たくさんの患者様に施術をしていました。
月曜から土曜まで整骨院で働き、週末には多くの勉強会へと参加し、施術技術の向上に努めていました。
その時の手技はカイロプラクティックのスラストテクニック(ボキッという矯正音の出る手技です)を主に使っており、他には超音波治療器やハイボルテージ治療器、近赤外線治療器(スーパーライザー)といった物理療法も並行して行っていました。
ある程度の施術効果は出ていました。
しかし、当時の私は例えるならお身体の問題を6割までは解消できたとしても、残りの4割は取り切れない。
特に肩こりや腰痛といった慢性的な不調に対してはそうでした。
そのため、「もっと結果を出すにはどうすれば良いか?」と自問し、学ぶ毎日でした。
そんな時に出会ったのが、IASTMの元祖である「グラストンテクニック」です。
シンプルな理論ながら、奥深く効果的なこの施術方法に、私は瞬く間に魅了されました。
また多くの学術機関から支持を受け、数多のプロスポーツチームに採用されている現実も、一層その気持ちを後押ししました(グラストンテクニックを採用している主なプロスポーツチームはこちら)。
グラストンテクニックの適応範囲は広く、炎症を伴う急性症状に対しても施術をすることは可能です。
しかしこの施術が特に得意とするのは、肩こり、腰痛、膝痛や腱鞘炎といった慢性的な問題と向き合った時です。
それまでの私の施術ではアプローチが難しかった「筋膜の固着」を取り除くグラストンテクニックは、施術成績を大幅に高めてくれました。
2015年にはグラストンテクニックの上級ライセンスも取得し、多くの患者様にこの施術を提案し、また有難いことにお喜びの声を頂くことも増えました。
そして、2019年にもう一つのIASTM「スマートツール」と出会うことになります。
長くなりましたので、続きはまた次回のブログに続きます。